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  • 執筆者の写真マインドフルネス瞑想会 松山道後

8月31日(水) 第4回瞑想会報告

スタッフの宮里です。先日行われた第4回の瞑想会の活動報告と感想を述べさせていただきます。


まず活動報告です。

今回は全体で24名の方にご参加いただきました。参加者の皆様、お疲れ様でした。初めて参加いただいた方もおり、仲間が増えた!と嬉しく感じています。

瞑想は、呼吸瞑想を約45分行いました。その後の講師とのやり取り(インクワイアリ)の時間では、多くの方がご自身の瞑想体験や瞑想で生まれた疑問等をチャットしてくださり、伊藤先生がフィードバックされていました。聞いている私も非常に勉強になりました。

豊かな時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。


続いて私の感想になります。

今回は瞑想中、何度も足のしびれが気になることがありました。

特に瞑想の後半に、足のしびれが強くなっていくことに伴って、とらわれる回数が多くなっていったように思います。

はじめ、しびれに気づいた時は、気づいてすぐに呼吸に注意を戻したり、しびれている感覚を少し探ってみた後に注意を戻したりしていました。しかし後半になると「もう我慢できない」「このままだと足に何か起こってしまうんじゃ?」「動かして楽にしたい」などの思考が増えていき、結局足を崩しました。その1分ほど後に終了の合図があり、「なんだよ!もう終わりだったのかよ!」と思ったことを覚えています。

後でこの体験を伊藤先生とやり取りした際に気づいたことですが、痛みが弱いうちはそっと手放して瞑想に戻っていたのが、痛みが強まるにつれて「痛みから逃げたい」「いやいや、マインドフルに向き合いたい。呼吸に集中してしまおう」と、痛みの中にとらわれながらの葛藤が始まっていたように思います。痛みから何とか逃れたい、そのために無理やり気をそらす、そうでなければ態勢を変えて痛みを無くす、という間で揺れた結果、足を崩す行動を選んだ、というプロセスが体験の中にありました。今回は足のしびれでしたが、もしかすると日常生活の中で何か苦痛に対面した時も、苦痛の回避を根っこにした行動を取っているかもしれない、と思いました。


今回の瞑想では、呼吸から注意が逸れる回数がいつもよりも多かったように感じます。

注意が逸れる度に戻すことを繰り返しながらマインドフルネススキルを高めていく、という瞑想内で行っていることを、伊藤先生は以前「筋トレ」に例えてお話されていました。

僕は瞑想中、何度も注意が逸れてしまう自分に気づいた時には、大抵いつも「相変わらず注意散漫だな」と考え少し落ち込みます。ただ最近は、「今、筋トレを一回できたんだな」と言葉が浮かび、少し暖かい気持ちで瞑想を続けることが増えてきた気がする、というような気がしています。


瞑想経験は楽しいばかりでは無いですが、続けるうちに少し自分に変化が生まれているのかも、と最近になって思うようになりました。

これからも会の皆さんと瞑想を積み重ねて、精進していきたいと思います。

引き続きよろしくお願い致します。





写真:先日の日本心理学会大会 会場にて(東京の空も綺麗でした!)

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